凡人数学徒の徒然

私の身の回りに起きたこと、数学の話題などをポロポロと

今週の徒然(8)

前回書いたのが木曜日だった気がするのでまだ三日くらいしか経っていないんですけど、書こうかと思って書いています。まじで最近数学の記事書いてない。数学の記事書いても他のブログ書いている人のように綺麗には書けないし、僕はそんな真面目にやってないので、日常のこういう徒然だけかいてくことで、尖っていくのもありかなと思っています。てか、数学科の院生特に博士課程の人とか全国に何人いるんだろう。その中でブログをこうしてかいてる人はもっと少ないはずだから、珍しい人の日常はそれなりに面白いかもしれないという希望的予測をしています。24歳が毎日数学とyoutube見ることと食べて寝ることしかしてないとかだいぶ尖ってると思うんだけど。普通大学出てれば社会人三年目なんだよなあ。

 

そもそも僕が数学を好きになったのは高校の時だったのですけど、その時はまさか博士になるために数学をするとは思っていなく、ただ単に研究者になりたいな、けれど何の研究者になるかはまだ決めてないといってような感じでした。僕は学部と大学院の大学が違うのですけど、学部は情報システム工学科という、いわゆるコンピューターを使うような学科にいました。入学当初、僕は最強のコンピューター使いになってやると思っていました。ですが、学科の優秀な人は僕の知らないことを既に知っていて、どんどん資格とかを取っちゃう人がたくさんいました。そこで僕はコンピューターを挫折しました(数学できるようになってからはそんな苦手意識はないです)。そこで僕は何をとち狂ったのか、高校の時一番得意だった物理を極めようとしました。けれど授業で物理の授業はほとんどないので独学を始めました。ですが、あまりハマることができず、ここでいったん物理をやめて、なぜかTOEICを勉強し始めます。今思うと何であんなテストのために勉強できたのか謎です。そんな高得点ではないのですが、750点を勉強して取れたので勉強すればできることに気づき、面白くねーなとなり英語もやめ、ここで数学を始めます。数学のことを知らない僕は東大のカリキュラム通りに数学をしようと考えその時二年だったので、代数特に群と環を勉強をし始めます。最初は何をいってるのかわからず、けれどわかんない難しいことやってる俺かっこいいといった感じで本を写経をしていました。そこで楽しくなった僕は数学の研究者を目指すことを決めます。しかし学科には数学が専門の先生が二人しかおらず、代数とトポロジーの先生でした。僕はドMだったのか厳しそうな人の方が現実的に数学者の世界を教えてくれるだろうと学科で一位二位を争うほど厳しいと言われている先生のゼミに入りました。それがまあトポロジーの先生なわけです。けれど厳しい中で数学のその厳密で論理に支配された世界を好きになっていきました。また、トポロジーという学問の他の専門と違う良さを知りました。

 

今の世界では高校生の頃から大学の難しい専門書を読ませている進学校などがあるらしいです。僕はそんなことは一切してません。むしろ僕は高校球児で、野球して、寝ての毎日でした。たいして成績も良くありませんでした。ですが、今は論文を書けるくらいには数学ができるようになりました。今の高校生は情報が簡単に取り入れられてしまうため、すごい猛者がいることをしり、自分はダメだと思ってしまうかもしれません。しかし猛者でもやらないことはあります。そんなことを地道にやっていくことで猛者を想いもよらないところで追い抜くことができるのが数学です。今の数学はたくさんの分野があります。その中ですべてのことができる天才は世界で一人くらいしかいません。できても、着手しないことが多いです。よって数学の世界は誰にでも開けています。今の高校生で数学者になりたい人がいれば、どうか夢を諦めず追いかけて欲しいです。方向転換なんて30歳になってからでも余裕でできます。