結び目の同値
最近は修士論文の作成に忙殺されて全く記事を書けなかった..
今回は結び目の同値性を書くと
しよう.
結び目の同値とはほんわかというと"連続的に変形した時"結び目が同じ形になる時同値という.連続的に変形することをアイソトピーによる変形などという.
さて,アイソトピーとは?
まず次のような連続写像を考える
これは, の成分を とするとはからへの連続写像になっているというこ
とである.
写像が結び目の間のアイソトピーであるとは,
1.は任意のに関して同
相写像である.
2., を満たしている.
時をいう.この時結び目は同値であるという.
うーん.初学者には難しそう.(そもそも最初はホモトピーという概念から入るものなのだ)
けれど,偉大な数学者ライデマイスターは結び目の射影図を動かすことでこのアイソトピー類を全て表現することができることを示しました.このことによって結び目はその「射影図の同値関係による同値類を考えれば良い」ということになりました.それが有名(?)なライデマイスター変形です.